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フレドリック・ブラウンのタイトルが素晴らしいSF小説。
テレビアニメ『天元突破グレンラガン』の最終話タイトルとして使われたので、名前だけは知っているという人もいるはず。(というか、復刊時の解説を脚本担当の中島かずき氏が書いている)
これまで読んだSFの中でも5本の指に入る出来だと思います。一見すると枯れたおじさんおばさんしか出てこない退屈な小説なのですが、読んでみるとロケット開発への情熱・宇宙への渇望・ラブロマンスがふんだんで大変に面白く、泣かせるところはきっちり泣かせてくれます。
一番好きなシーンは、子供に宇宙を見せるラストシーンと主人公の愛していた上院議員が亡くなるシーンで、どちらもしっとりと切ない気分に浸れます。
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