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今回は「大人が楽しむ、大人だからこそ楽しめるライトノベル」をご紹介します。
学校図書館の片隅に、怪しい匂いを放ちながら並べられているいかにもオカルトな表紙の江戸川乱歩の本。子供向けに翻訳された世界の名作文学、そして何よりも、見知らぬ作家の、絶対に教科書には載らないであろう冒険小説や恋愛小説。ちょっと卑猥で、ゴアで、でもそれだからこそ魅力があったあの本たち。時間の経過と情報規制のスピードは早いものです。かつての子供達を惹きつけたアンダーグラウンドな本たちは日陰に追いやられ、その代わりに無機質な新書が平積みになっています。ああ、もう、あの本たちに再会することは出来ないのか!……いや、あった!暗黒の本たちは今、ライトノベルという未知の領域に眠っていた!今回は「大人のための、大人だからこそ楽しめるライトノベル」をご紹介します!
クレイジーカンガルーの夏
昭和の少年を描いた傑作中の傑作。有名な曲やアニメがボンボン出てきて、もはや大人専用。未来に希望を持って毎日を暮らす少年達の姿は、読む人に感動を与えてくれる。
“女性版”である『クレイジーフラミンゴの秋』もおすすめ。
十二国記
ホラー小説の大元、小野不由美によるファンタジー小説。この世界から幻想世界・十二国へとやって来た陽子の苦悩と決意を描いていく。決して甘い幻想に収まらないのが醍醐味。人は容赦なく、あっけなく死んでいく。その中で希望を掴み取っていく主人公達の姿に涙しろ!同じ作者のホラー小説『ゴーストハント』、漫画連載中の『屍鬼』もおすすめ。
荒野の恋
プレイボーイで有名な恋愛小説家の娘である山野内荒野は、中学入学の日、電車の中で知り合った男の子、悠也に一目ぼれし、恋のしっぽを踏みつけるが……。桜庭一樹を直木賞受賞作『私の男』から読み始めた方が次に読むべきものはこれ!古きよき少女小説と桜庭的世界ががっちり融合して、なんともいえない味わいがたまらない。大人のドロドロとした情愛の世界を子供の視点で描いているのが素晴らしいですな。『赤×ピンク』、『推定少女』も読んでもらいたいところ!
図書館戦争
表現の自由を守るため、山猿女と「王子様」は今日も闘い恋をする!図書館で戦争。このどことなくB級映画っぽいテーマが一昔前の冒険小説みたいでいいですなー。「戦争」と言ってもあんまりハードじゃなく、恋愛寄りなところも敷居が低くて入りやすい。スピンオフ『レインツリーの国』、著者の新刊『阪急電車』もおすすめ。
神様の悪魔か少年
殺人事件を隠蔽すべく、時効までに父親を出世させろ!純文学なのか?大衆文学なのか?ファンタジーなのか?ライトノベルなのか?ミステリーなのか?散文詩なのか?読んでいるうちに訳がわからなくなる奇書。このやたらに毒々しいムードが最高!これが気に入った方は舞城王太郎の『土か煙か食い物』やジャック・ケッチャムの『隣の家の少女』にもチャレンジしていただきたい。
魔女を忘れてる
幼い頃の忌まわしき「魔女」に少年少女たちが挑む、幻想ホラー。『IT』の舞台を日本にしたようなホラー。本家のピエロのようなショッキングさはないけれど、その分ねちねちした恐怖とすれすれのスリルが楽しめます。やはり、『IT』も読んで、比較してみるべき!
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
悪意悪意悪意。軽い文体というオブラードで包まれた悪意の塊みたいな本。あんまり精神状態が良くないときに読むのはおすすめできない。序盤は比較的穏やかだけど、徐々に暗くなっていき、そして最後には……。家族、子供、愛。これを読んだら5日くらい考える必要がある。
ロミオとロミオは永遠に
幻想小説の名手、恩田陸がスーパーヒロイックなサイバーパンク・ディストピアの世界に初挑戦!美少年・美少女もちゃんと登場させて、萌え対策も完璧だ!キョウコかわいいよー。「明日」への希望を繋ぐ後半は涙なくしては読めない。同じディストピア小説の『トリポッド』もおすすめ!
クレイジーカンガルーの夏
昭和の少年を描いた傑作中の傑作。有名な曲やアニメがボンボン出てきて、もはや大人専用。未来に希望を持って毎日を暮らす少年達の姿は、読む人に感動を与えてくれる。
“女性版”である『クレイジーフラミンゴの秋』もおすすめ。
十二国記
ホラー小説の大元、小野不由美によるファンタジー小説。この世界から幻想世界・十二国へとやって来た陽子の苦悩と決意を描いていく。決して甘い幻想に収まらないのが醍醐味。人は容赦なく、あっけなく死んでいく。その中で希望を掴み取っていく主人公達の姿に涙しろ!同じ作者のホラー小説『ゴーストハント』、漫画連載中の『屍鬼』もおすすめ。
荒野の恋
プレイボーイで有名な恋愛小説家の娘である山野内荒野は、中学入学の日、電車の中で知り合った男の子、悠也に一目ぼれし、恋のしっぽを踏みつけるが……。桜庭一樹を直木賞受賞作『私の男』から読み始めた方が次に読むべきものはこれ!古きよき少女小説と桜庭的世界ががっちり融合して、なんともいえない味わいがたまらない。大人のドロドロとした情愛の世界を子供の視点で描いているのが素晴らしいですな。『赤×ピンク』、『推定少女』も読んでもらいたいところ!
図書館戦争
表現の自由を守るため、山猿女と「王子様」は今日も闘い恋をする!図書館で戦争。このどことなくB級映画っぽいテーマが一昔前の冒険小説みたいでいいですなー。「戦争」と言ってもあんまりハードじゃなく、恋愛寄りなところも敷居が低くて入りやすい。スピンオフ『レインツリーの国』、著者の新刊『阪急電車』もおすすめ。
神様の悪魔か少年
殺人事件を隠蔽すべく、時効までに父親を出世させろ!純文学なのか?大衆文学なのか?ファンタジーなのか?ライトノベルなのか?ミステリーなのか?散文詩なのか?読んでいるうちに訳がわからなくなる奇書。このやたらに毒々しいムードが最高!これが気に入った方は舞城王太郎の『土か煙か食い物』やジャック・ケッチャムの『隣の家の少女』にもチャレンジしていただきたい。
魔女を忘れてる
幼い頃の忌まわしき「魔女」に少年少女たちが挑む、幻想ホラー。『IT』の舞台を日本にしたようなホラー。本家のピエロのようなショッキングさはないけれど、その分ねちねちした恐怖とすれすれのスリルが楽しめます。やはり、『IT』も読んで、比較してみるべき!
砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない
悪意悪意悪意。軽い文体というオブラードで包まれた悪意の塊みたいな本。あんまり精神状態が良くないときに読むのはおすすめできない。序盤は比較的穏やかだけど、徐々に暗くなっていき、そして最後には……。家族、子供、愛。これを読んだら5日くらい考える必要がある。
ロミオとロミオは永遠に
幻想小説の名手、恩田陸がスーパーヒロイックなサイバーパンク・ディストピアの世界に初挑戦!美少年・美少女もちゃんと登場させて、萌え対策も完璧だ!キョウコかわいいよー。「明日」への希望を繋ぐ後半は涙なくしては読めない。同じディストピア小説の『トリポッド』もおすすめ!
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